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『光』は、波と同じように、『干渉』し、『回折』します。
そして、粒子のように、『光のエネルギーは、振動数に比例』します。(波のエネルギーは、(振幅×振動数)2 に比例します。)
そして、『光は、約30万km/sの速度で直進』します。
そうです。
真空中では、『光は直進します。』
ですが、大気中では、直進しない時もあります。
媒質が一様ではなく、密度が場所により変わると場合には直進しません。
媒質の密度が変化しますと、光の伝わる速度が変わる為です。
これは、大気中でも起こります。
地球上の大気は、場所により密度の変化があります。
上空になるほど、密度は減少します。
つまり、大気中では徐々に曲がって進みます。
太陽や星は、実際の位置よりも天頂に近いところにあるように見えます。
例えば、『日の出』や『日没』での太陽が水平面上に見えた時、実際の位置は水平面下にあります。
光は直進していません。
他の例として、夏場のコンクリートに水があるかのように見える『逃げ水』があります。
熱せられた地表面上は、上空よりも大気の密度が小さいです。その為、光速が大きくなります。
物体からの光は、2つの光路を通り眼に入ります。その為、地表面には、反射された像が見えます。それが水面に見え、逃げ水の原因となります。
他にも、地表面上の大気の密度が大きい海上などでは、実物体が空中に浮かび上がって見える事があります。
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