一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

レンズの厚み

レンズ光学中心の位置通常、眼鏡作製する際には、レンズ光学中心と、瞳孔中心を合わせて作製します。正確には、前傾角5°~10°の遠用眼鏡では、第1眼位から2.2mm~4.4mm低い位置にレンズの光学中心がくるように加工作成します。前傾角10°~...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

レンズの偏心とプリズム量、プレンティスの公式

プレンティスの公式レンズ光学中心からズレた位置では、プリズムが発生します。そのプリズム量の計算式として、『プレンティスの公式』というのがあります。プレンティスの公式例えば、レンズ度数がS+4.00の場合0.2ズレた位置でのプリズム量は0.8...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

接客時での思う事や反省点

先日、諸事情により供述書作成のために警察署に任意同行し、様々な質問を数時間、休日の合間に何日かされるという事がありました。さらには、別件で、同日、時間調整をし、他の警察署にも赴き、そこで様々な対応をされます。忙しいだけではなく、仕事の休日で...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

加工者による、仕上がり眼鏡の上手いと下手

どこを見れば、綺麗に作成されているかどうかがわかるの?置いた時の傾き調整されていない状態で、眼鏡のテンプルを開き、上下逆にして、水平な所に置いた時にカタカタするかしないかです。調整後ではカタカタする場合もあります。もし、あなたの顔に歪みが無...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

立体視と遠近感覚

『立体視』と『遠近感覚』には違いがあります。では、その違いは何でしょうか。例えば、以下のような『3つのお団子が串に刺さっている絵』は、『立体視』と『遠近感覚』のどちらでしょうか。上図の、3つのお団子の位置は『遠近感覚』となります。但し、実際...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

近用PDの測り方と輻輳について

遠用の両眼PDは、オートレフラクトメーターを使用し、度数と共に自動で測る事も出来ます。実際に被検者と対面し、PDメーターや定規で実測する等により、片眼PD(モノキュラーPD)を測る事も出来ます。近用PDの測定は、遠用PDの測定とは少しやり方...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

プリズムレンズの理解を深めよう

プリズムレンズとは例えば、1プリズムのレンズでは、1m先の物体が1cmずれて見え、2プリズムのレンズでは2cmずれて見えます。眼鏡レンズでのプリズム発生量は、プレンティスの公式から、以下のようになります。P=h×DP:プリズム量h:光学中心...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

老人性白内障の混濁部位による分類と度数変化

老人性白内障(senile cataract , cataracta senilis)は、透明である水晶体に混濁が始まり、次第に進行していきます。白内障は水晶体の混濁をいいます。進行しますと、瞳孔領が白くなる為、俗にシロソコヒといいます。混...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

加齢による倒乱視化の具合とは

加齢による度数変化加齢に伴い、眼の屈折異常値が変化する事は良く知られております。例えば、小児期では、眼軸長が約17mmから約24mm位まで成長に伴い伸長します。屈折度数は屈折力を弱め、正視化現象が起きます。22~23歳位で単純近視は進行が止...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

眼鏡作製技能士について

2022年4月から、『眼鏡作製技能士』という国家資格が実施されます。2021年8月13日に技能検定「眼鏡作製職種」の職種新設等に関する「職業能力開発促進法施行規則」および「職業能力開発促進法第47条第1項に規定する指定試験機関の指定に関する...