一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

Gullstrandの模型眼

『グルストランドの模型眼』という言葉は、眼鏡の仕事に携わる人間であれば必ず聞く言葉です。 アルベール・グルストランド(Allver Gullstrand 1862~1930)は、スウェーデンの眼科医であり、眼の屈折を計算する『模型眼』と『細...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

度付き水中眼鏡のレンズ形状

水中での度数 裸眼で水中に潜ると、角膜前面が大気中(屈折率1.0とする)ではなく水(屈折率3/4)に接します。 そうしますと、角膜の屈折力が殆ど零(角膜屈折力−0.29D)に等しくなります。 眼全体でみますと、水晶体の屈折力(屈折力+19....
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

視覚が8割というけど根拠はない

五感 シックスセンスを持つ方も中にはいますが(きっと・・・)、ヒトは大きく分けて5つの感覚があり、これらにより外界の状態を認識しています。 視覚聴覚嗅覚味覚触覚 その中でも、『視覚から得られる情報は8割』といわれますが、実は1978年の論文...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

ものもらいは感染しません

『麦粒腫』とは俗に『モノモライ』といいます。 結膜疾患というよりも、眼瞼疾患となります。 まぶたの表側です。 まぶたの裏側(結膜)の疾患は、流行性結膜炎(俗にハヤリメ)などがありますよね。 眼瞼疾患 眼瞼疾患眼瞼内反(内反症)眼瞼外反(外反...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

まぶたの一重と二重は何が違うのか

まぶたの事を眼瞼(がんけん)といいます。 年齢によって、一重だったのが二重に変化する事もあります。 では、何故でしょうか? 瞼の脂肪が痩せる事や、皮膚のたるみが原因の1つとなります。 また、一重と二重の違いは、眼瞼皮膚(上眼瞼挙筋)と瞼板と...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

はやり目は感染します

『流行性角結膜炎』を俗に『ハヤリメ』といいます。 まぶたの表側ではなく、裏側の結膜疾患です。 ウイルス性であり感染します。 結膜疾患 結膜疾患結膜炎細菌性結膜炎新生児眼炎ウイルス性結膜炎トラコーマアレルギー性結膜炎翼状片その他の結膜疾患 結...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

瞳の色について、ヘテロクロミアとは

瞳の色とは、つまり虹彩の色で決まります。 虹彩の色の種類 虹彩中のメラニン色素の割合で決まります。メラニンは紫外線から守る効果があります。 多いと『黒色』、少ないと網膜からの反射が多くなり『青色』や『赤色』になります。 色を混ぜることにより...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

違和感を喜ぶ、学習マインドの強化

このブログは学習サイトとして、眼についての様々な投稿をしてきました。 そして、ご覧くださる方というのは『学習』が目的だと思います。 『成長』したいという途中のプロセスには必ず『変化』が伴います。『変化』のプロセスは『今までやっていない事』を...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

点字を読めるようになろう

視力が0.04以上の弱視の場合には、教科書の文字を拡大印刷したり、弱視レンズを使用し拡大することにより、通常の教科書を用いての教育が可能です。 しかし、盲すなわち視力0.02未満のものは、視覚を利用しての教育が困難となりますので、『点字』を...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

高齢者の測定と加齢による変化

最近、高齢者の測定をすることも多くなってきました。 高齢の方は、加齢により、眼構造に変化が起こります。反応速度も遅くなれば、高音領域から聴こえづらくもなります。 但し、高齢者だからとはいえ、全ての方が等しく衰えている訳ではありません。 『大...