一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

視野を詳しく(アムスラーチャートでの確認)

視野(visual field)とは視野とは、眼を動かさないで見ることが出来る範囲のことです。その範囲は、固視点を中心とした角度で表されます。正常視野(単眼)の広さは、おおよそ以下の通りです。外方100°下方70°内方60°上方60°単眼視...
眼鏡作製技能士向けの問題

2023年度、2級眼鏡作製技能検定【学科試験の問題と解説】

2級の学科試験問題、解答と解説2023年度眼鏡作製技能検定、2級合格者「学科試験(6月15日発表)」は966名でした。合格率は966/1671≒57.8%前年とほぼ変わらず。受験者数は前年比138%。受験者数が多くなって良かったです。眼鏡業...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

ブルーライトカットの効果は?

ブルーライトをカットすることに効果はあるのでしょうか?個人的には、ブルーライトカットの効果については全く信じておりません。サーカディアンリズム(生物に存在する約24時間周期)や眼精疲労も、PC画面からのブルーライトによる影響というよりも、パ...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

単焦点レンズのフィッティング

レンズの光軸と視線が一致する場合第1眼位において、レンズの光学中心を視線が通過するのが望ましいという事はよく知られています。眼鏡レンズの光軸と視線が一致したときは、収差が最も小さくなります。レンズの光軸と視線が一致するレンズ後面に対する「入...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

oblique(オブリーク)効果

オブリーク効果とはオブリーク効果とは、斜線の知覚が水平線や垂直線に比べて不正確であるというものです。斜線の判別は、方位選択制を持つ視覚野細胞の感度や分布などの感覚特性、経験的な記憶特性などに影響され、年齢が進むにつれて斜線の知覚がより正確に...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

視力の正答率について、勘で答えて正解

例えば、視力測定の際に、ランドルト環の切れ目の方向(8方向:正答率1/8)に縦方向と横方向しか提示されないと被検者がわかっていた場合(4方向:正答率1/4)、もしくは自身の乱視方向を知っている場合(正答率:1/2)、勘でたまたま正解した場合...
眼鏡作製技能士向けの問題

第1回、1級眼鏡作製技能検定学科試験問題と解説①

『眼鏡作製技能士の試験』は、『学科試験』と『実技試験』から成り立ちます。2022年4月20日に、第1回『眼鏡作製技能検定学科試験』が行われました。その問題と解答、解説をしていきます。個人的な感想では、試験内容の難易度は、認定眼鏡士SSS級(...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

眼底写真からわかること

眼底の状態正常眼底(右眼)黄斑部は錐体が集まり、中心窩は最高の視力を可能にする所です。若く、眼の良い人は、黄斑部の反射が強い傾向にあります。視神経乳頭は、視神経の神経線維が集まり、Mariotte盲点となる所です。Mariotte盲点は、固...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

プリズム眼鏡の注意点(加工時)

プリズム加工では、軸出し器で印点を打つときや、サクションカップをレンズに吸着(ブロッキング)するときなど、レンズ後面の傾きなどによるずれに注意する必要があります。また、加工機にチャッキングレンズするときなどでも注意が必要です。(可動式のプリ...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

遠近両用レンズの値段の違いとは

単純に、レンズ設計(内面累進、外面累進、両面複合累進)、レンズ基材(屈折率、ガラス、プラスチック)、表面コーティング・・などの違いと思われている方も多いのではないかと思います。累進レンズの場合には単焦点レンズよりも種類が豊富で複雑です。例え...