乱視

一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

視力の正答率について、勘で答えて正解

例えば、視力測定の際に、ランドルト環の切れ目の方向(8方向:正答率1/8)に縦方向と横方向しか提示されないと被検者がわかっていた場合(4方向:正答率1/4)、もしくは自身の乱視方向を知っている場合(正答率:1/2)、勘でたまたま正解した場合...
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クロスシリンダーテスト、構造と理論

クロスシリンダーテストは乱視の測定をする時に行います。 では、どういう理論で『乱視の軸度』と『乱視の度数』が決まるのかを学んでいきましょう。 今更もう遅いとか思わずに、知っている人も復習してみましょう。学習に遅いとかはないですからね。 クロ...
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加齢による倒乱視化の具合とは

加齢による度数変化 加齢に伴い、眼の屈折異常値が変化する事は良く知られております。 例えば、小児期では、眼軸長が約17mmから約24mm位まで成長に伴い伸長します。屈折度数は屈折力を弱め、正視化現象が起きます。 22~23歳位で単純近視は進...
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見えないから乱視とは限らない

判断方法 上の線は、均一な間隔と太さで放射状に並んでいます。しかし、濃く見える線がある場合には乱視がある筈です。 片目にして、距離を変えたり、首を横に傾けてみたりしてみてね。 見る距離を離したり、近づけたりしてみても、特に濃い方向の線が無く...
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不正乱視の補正

不正乱視を眼鏡で補正することは出来ません。 ハードコンタクトレンズなどを装用する事で補正するのが基本となります。 コンタクトレンズと角膜の間に涙が溜まり、それが『涙液レンズ』となり、角膜の凹凸が補正されるイメージです。 では、全く眼鏡で視力...
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乱視補正と残余乱視

『正乱視の補正』を考えてみましょう。 正乱視・・眼球の経線により屈折率の異なる乱視円柱レンズで矯正される不正乱視・・主に角膜(まれに水晶体)の表面が凹凸不正の乱視基本的には眼鏡レンズで矯正されず、コンタクトレンズで矯正される角膜疾患により起...