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(※)2026 年度から採用された CBT 方式で、受検者ごとにランダムに提示された問題の内の代表例
- 【A群(多肢択一法)】
- 1.S-1.00D C+1.00D Ax90°で補正される乱視の種類で正しいのはどれか。
- 2.オートケラトメータによる角膜前面の水平方向(H)の測定値が43.75D、垂直方向(V)の測定値が43.25D の場合、角膜乱視の表記で正しいのはどれか。
- 3.裸眼の状態で調節近点が最も眼に近いのはどれか。
- 4.視力0.1のランドルト環の切れ目の視角で正しいのはどれか。
- 5.クロスシリンダーを使用した乱視測定について、正しいのはどれか。
- 6.電磁波と可視光について正しいのはどれか。
- 7.光学系について誤っているのはどれか。
- 8.眼の屈折状態の補正について正しいのはどれか。
- 9.眼鏡フレームにおける「フロント部」の構成で正しいのはどれか。
- 10.「セルロイド」と「アセテート」を比べた以下の説明で誤っているのはどれか。
- 11.非球面レンズの収差補正について正しいのはどれか。
- 12.眼鏡レンズに求められる特性で誤っているのはどれか。
- 13.接客における身だしなみのポイントで誤っているのはどれか。
- 14.お客様の主訴や副訴で聞いておくべき情報で誤っているのはどれか。
- 15.加入度数が+2.50Dとなるのはどれか。
- 16.処方値に沿って遠用眼鏡を作製する場合、プリズム無しで加工した場合と比較した左眼の光学中心位置で正しいのはどれか。
- 17.条件を満たすためのレンズレイアウトの方法で誤っているのはどれか。
- 18.眼鏡(作製)仕様書に記入する必要のない事項はどれか。
- 19.ろう付けに用いる「ろう」の働きで正しいのはどれか。
- 20.解剖学的フィッティングで正しいのはどれか。
- 21.左右で耳の高さが異なる人が左右対称のフレームを掛けたときに発生する状況で正しいのはどれか。
- 22.ビジュアルポイントとその確認で誤っているのはどれか。
- 23.フィッティング全般で誤っているのはどれか。
- 24.個人情報を取り扱う目的につき、個人情報取扱事業者の義務規定の適用除外として誤っているのはどれか。
- 25.対応として正しいのはどれか。
- 【B群(真偽法)】
- 26.小数視力値が、遠方では0.3、近方(40cm)では1.0で、乱視はないとすると弱度の近視であると予測できる。
- 27.角膜の屈折力は眼屈折の約50%を担う。
- 28.屈折補正度数がS+1.00Dの眼にS+3.00Dの眼鏡を装用すると、遠点は眼前33cmになる。
- 29.文字を使った視力の測定では最小視認閾を測定している。
- 30.乱視表を用いる乱視測定では、後焦線の方向に基づいてマイナス円柱レンズの軸が決定される。
- 31.X 線は可視光より波長が短い電磁波である。
- 32.Gullstrand(グルストランド)の模型眼の角膜前面の曲率半径は8.9mmである。
- 33.マイナスレンズの像焦点はレンズの前方にある。
- 34.矢印で示す部分の正式(JIS)名称は、「智」である。
- 35.眼鏡のプラスチック素材において、「セルロイド」は「アセテート」より燃えやすい。
- 36.トーリック乱視レンズは二つの主経線のうちの一方だけの収差削減が可能である。
- 37.レンズのプラスチック素材の短所の多くは素材の改良で克服されてきている。
- 38.眼鏡の保証は各小売店独自のもので良い。
- 39.「恐れ入りますが」はクッション言葉である。
- 40.近視眼の眼鏡の頂点間距離を短くして装用すると、眼に与える実効度数は強めになる。
- 41.眼鏡処方箋にプリズム指定があったが、自店で装用テストを行ったところ見え方に違和感を感じたため、プリズム無しで眼鏡を作製する。
- 42.近用眼鏡作製の心取り点間距離を設定する際には作業距離が影響する。
- 43.スラブオフ加工は厚さを軽減するために行う。
- 44.レンズ注文は専用担当者と確認者の二人体制で取り組む。
- 45.加工機の入力データには玉形中心間距離やレンズ間距離が必要である。
- 46.基本調整とは装用者の顔幅や使用目的に合わせて修正をする調整である。
- 47.頂点間距離が12mmで装用されている眼鏡の完全補正度数がS―6.00Dである。眼鏡からコンタクトレンズに変更しても同じ補正度数でよい。
- 48.パッドやテンプルチップでは、皮膚に接する面積を大きくすることで圧力が小さくなる。
- 49.美観的フィッティングでは、眼鏡の装用位置が低くなれば、表情などに柔らかい印象を与える。
- 50.眼鏡店で眼科専門医の診察を勧められたことがある人の内、実際に診察を受けたことのある人の割合はわずか5%だった。
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【A群(多肢択一法)】
1.S-1.00D C+1.00D Ax90°で補正される乱視の種類で正しいのはどれか。
A.近視性単性倒乱視
B.近視性単性直乱視
C.混合性倒乱視
D.混合性直乱視
解答・・B
【解説】
S-1.00D C+1.00D Ax90°を度数転換すると、S±0.00D C-1.00D Ax180°になります。この度数で補正される眼は近視性単性直乱視。
2.オートケラトメータによる角膜前面の水平方向(H)の測定値が43.75D、垂直方向(V)の測定値が43.25D の場合、角膜乱視の表記で正しいのはどれか。
A. C-0.50D Ax180°
B.C-0.50D Ax90°
C.C-1.50D Ax180°
D.C-1.50D Ax90°
解答・・B
【解説】
(K)43.75D@180°:43.25D@90° の角膜乱視は、C−0.50 Ax90°
3.裸眼の状態で調節近点が最も眼に近いのはどれか。
A.補正値S-2.00D、調節力4.00D
B.補正値S-3.00D、調節力3.00D
C.補正値S+2.00D、調節力8.00D
D.補正値S+3.00D、調節力10.00D
解答・・D
【解説】
補正値が装用度数ではなく完全補正値を意味するとして、、、
選択肢A:1/ (+2+4) =1/6 ≒0.167m
選択肢B:1/6m
選択肢C:1/6m
選択肢D:1/ (−3+10) =1/7≒0.143m
4.視力0.1のランドルト環の切れ目の視角で正しいのはどれか。
A.0.1 分
B.1分
C.5分
D.10分
解答・・D
【解説】
視角=1/(視力)=1/0.1=10分

5.クロスシリンダーを使用した乱視測定について、正しいのはどれか。
A.十分に雲霧した状態でおこなう。
B.レッドグリーン視標で赤側が若干濃く見える状態でおこなう。
C.乱視軸測定の際にはマイナス円柱視軸方向にクロスシリンダーの回転軸を合わせる。
D.乱視軸測定の際にはマイナス円柱視軸方向にクロスシリンダーのマイナスまたはプラス
軸を合わせる。
解答・・C
【解説】
クロスシリンダー法では、若干の調節をしてもらうことで最小錯乱円視を維持しながら行うテストです。

6.電磁波と可視光について正しいのはどれか。
A.マイクロ波は可視光よりも波長が短い。
B.赤外線の方が可視光よりもエネルギーが大きい。|
C.青く見える光の方が、赤く見える光よりも波長が短い。
D.人はどんな環境下であっても常に、波長が 380nm から780nm の電磁波のみを知覚する。
解答・・C
【解説】
選択肢A:マイクロ波(1nm~30cm)は可視光線(380~780nm)よりも波長が長い。
選択肢B:電磁波のエネルギーはで表され波長λが短いほどエネルギーが大きい。
選択肢C:青はおよそ450nmで短波長寄り、赤はおよそ650nmで長波長寄り。
選択肢D:例えば、感度ピークは明所では555nmですが、暗所ではPurkinje shiftにより短波長側(507nm)へシフトします。
7.光学系について誤っているのはどれか。
A.入射瞳は光学系の入射側の開口のことである。
B.乱視では入射光線束が傾いていなくても非点収差が生じる。
C.屈折力が最大の経線を強主経線、最小の経線を弱主経線と呼ぶ。
D.集光する光線束が一点に集まらないとき、乱れ方が円形に最も小さくなるところを最小
錯乱円という。
解答・・A
【解説】
選択肢A:入射瞳は光学系の入射側から見た開口の像。眼球では、眼前から見た瞳孔の像が入射瞳。
8.眼の屈折状態の補正について正しいのはどれか。
A.近視および遠視ともに、眼の遠点にレンズの像焦点を一致させる。
B.近視の場合には眼前にある遠点にレンズの物体焦点を一致させる。
C.遠視の場合には眼の物体焦点とレンズの像焦点を一致させる。
D.遠視の場合には近点にレンズの像焦点を一致させる。
解答・・A
【解説】
光軸に平行な光線は、屈折後に像焦点F’を通ります。

9.眼鏡フレームにおける「フロント部」の構成で正しいのはどれか。
A.リム、テンプルチップ、ブリッジ、智
B.リム、小口、パッド、ブリッジ
C.リム、合口、テンプルチップ、智
D.リム、ブリッジ、智、パッド
解答・・D
【解説】

10.「セルロイド」と「アセテート」を比べた以下の説明で誤っているのはどれか。
A.アセテートの方が比重が軽い。
B.アセテートの方が吸水性が高い。
C.アセテートの方が燃えやすい。
D.アセテートの方が紫外線の影響による変色が起きにくい。
解答・・C
【解説】
アセテートの比重は1.25(1.28) ~1.32、セルロイドは1.32~1.35(1.40) 。アセテートの吸水性はセルロイドの約3倍であるが、耐湿性はアセテートの方が高い。
| 項目 | アセテート | セルロイド |
|---|---|---|
| 化学安定性 | ◎ 安定 | × 不安定 |
| 比重 | 軽い | 重い |
| 吸水率 | 高い | 低い |
| 耐湿性 | ◎ 強い | × 弱い(湿気で分解) |
| 劣化 | 起きにくい | 起きやすい |
| 可燃性 | 低い | 非常に高い |
| 加工性 | 良い | 難しい |
11.非球面レンズの収差補正について正しいのはどれか。
A.収差削減のために深いカーブが必要である。
B.眼鏡レンズの分野では累進面も非球面と言う。
C.非球面で非点収差を除去すると周辺の像面が弱度側に傾く。
D.前面非球面で収差削減するにはプラス、マイナス共に周辺カーブを緩くする。
解答・・C
【解説】
選択肢A:球面設計での収差補正の考え方です。ツェルニッヒの楕円(Tscherning ellipse)
選択肢B:球面設計や非球面設計、多焦点設計といわれるように別概念
選択肢C:非球面設計の副作用
選択肢D:プラスはカーブを緩く、マイナスは強くする
12.眼鏡レンズに求められる特性で誤っているのはどれか。
A.着色性能が高い。
B.アッベ数が低い。
C.屈折率が高い。
D.比重が小さい。
解答・・B
【解説】
アッベ数が低いと色収差が大きく、視界のにじみや周辺視の不快感が増えます。
13.接客における身だしなみのポイントで誤っているのはどれか。
A.機能的であること。
B.清潔感があること。
C.周囲と調和がとれていること。
D.好きなデザインの服を着ること。
解答・・D
【解説】
接客における身だしなみは、好みより顧客視点が優先。
14.お客様の主訴や副訴で聞いておくべき情報で誤っているのはどれか。
A. 使用目的
B. 現用眼鏡の使用状況
C. 家族構成(眼鏡使用者数)
D. 目の疲れなど気になる点があるか
解答・・C
【解説】
家族構成(眼鏡使用者数)は、主訴・副訴とは無関係。家族歴であれば、視機能状態が遺伝的かどうかを把握するための情報となります。
15.加入度数が+2.50Dとなるのはどれか。
A.遠用度数S+0.50D C-1.00D Ax180°、近用度数S+1.00D C+1.00D Ax90°
B.遠用度数S-0.50D C-1.00D Ax90°、 近用度数S+1.00D C+1.00D Ax180°
C.遠用度数S+1.00D C-1.50D Ax90°、 近用度数S+1.50D C+1.50D Ax180°
D.遠用度数S-1.00D C-1.50D Ax180°、近用度数S+1.50D C+1.50D Ax90°
解答・・B
【解説】
度数転換して円柱軸を90°か180°に揃えて球面度数の差から求めるか、遠用と近用の等価球面度数をそれぞれ求めてその差から求めます。
選択肢A:+1.50
選択肢B:+2.50
選択肢C:+2.00
選択肢D:+4.00
16.処方値に沿って遠用眼鏡を作製する場合、プリズム無しで加工した場合と比較した左眼の光学中心位置で正しいのはどれか。
【処方値】遠用PD:66mm
R) S-4.00D
L) S-4.00D 2△BaseIn、2△BaseUp
A.水平方向は鼻側へ、垂直方向は上側へ寄る
B.水平方向は鼻側へ、垂直方向は下側へ寄る
C.水平方向は耳側へ、垂直方向は上側へ寄る
D.水平方向は耳側へ、垂直方向は下側へ寄る
解答・・D
【解説】
凸でも凹でもレンズの厚い方向がプリズムの基底方向です。−4.00Dは凹レンズですので耳側にずらすとBI、下方でBUが発生します。
実際の光学中心の位置はプレンティスの公式から求められ、L) S-4.00D 2△BaseIn では5mm耳側、S-4.00D 2△BaseUp では5mm下側。
17.条件を満たすためのレンズレイアウトの方法で誤っているのはどれか。
A.偏心注文とプリズム注文は光学中心をずらせるという意味合いでは同じ作業である。
B.プラス円柱レンズで軸が90度の場合、径指定より玉形加工注文の方がより薄く仕上がる。
C.累進屈折力レンズのフィッティングポイントを遠用ビジュアルポイントに合わせる。
D.累進屈折力レンズではレンズの近用アイポイントがフレーム内に入るよう注文する。
解答・・B
【解説】
凸レンズのプラス円柱軸180±30°は、オンライン薄型加工により重量や厚み軽減を図ることが可能です。
18.眼鏡(作製)仕様書に記入する必要のない事項はどれか。
A.レンズの度数
B.フレームのサイズ
C.近用眼鏡の使用目的
D.注文レンズのメーカー名と品種
解答・・C
【解説】
仕様書とは、レンズ・フレームを正確に加工するための作製指示書です。近用眼鏡の使用目的は問診内容で記入する必要のない事項です。
19.ろう付けに用いる「ろう」の働きで正しいのはどれか。
A.母材に対して濡れ性が良いこと。
B.溶融温度が1000度を超えること。
C.母材との電位差が大きいこと。
D.浸透しにくく蒸発しないこと。
解答・・A
【解説】
ろう付けは、濡れ性が悪いと接合面に入り込めず強度が出ません。ろう付けは溶接ではないため1000℃を超えずに接合。電位差が大きいと腐食が起きやすくなるため避けるべき。
20.解剖学的フィッティングで正しいのはどれか。
A.パッドは、鼻骨で支え軟骨で支えないようにする。
B.テンプルチップは、耳介後方下部の乳様突起を押さえるように調整をする。
C.鼻の側面には、血管や神経が走っているので、パッドで押さえるように調整する。
D.皮膚から分泌される汗や皮脂は、フレームとの接触面の摩擦係数が大きくなるように作
用する。
解答・・A
【解説】
パッドによる軟骨への圧迫は、呼吸の妨げや声質の変化、軟骨の変形につながります。
21.左右で耳の高さが異なる人が左右対称のフレームを掛けたときに発生する状況で正しいのはどれか。
A.左右の頂点間距離に差ができる。
B.正面から見たフロントの水平が傾く。
C.側方から見たテンプル傾斜角に差ができる。
D.テンプルの開き角度が左右ともに広がる。
解答・・B
【解説】
左右の耳の高さが違うと、フレームは低い耳側へ傾きます。
22.ビジュアルポイントとその確認で誤っているのはどれか。
A.ミラー法では、ミラーと被測定者の距離を常に40㎝とする。
B.遠用ビジュアルポイント測定は、第一眼位にて測定する。
C.遠用ビジュアルポイントの測定は、正しくフィッティングされたフレームを装用してか
らおこなう。
D.不正確なビジュアルポイント測定によって発生するプリズム作用は、レンズ度数が強い
ほど大きくなる。
解答・・A
【解説】
ミラー法では、ミラーと被測定者の距離は作業目的により異なり一定ではありません。

23.フィッティング全般で誤っているのはどれか。
A.累進屈折力レンズの装用時前傾角は、視線下げ量と、角膜頂点間距離に影響する。
B.顧客の要望には極力応えるべきであり、調整箇所の説明は省かない。
C.テンプル開き幅、装用時前傾角、パッド位置、テンプルチップの曲げ位置は重要な確認項
目である。
D.累進屈折力レンズでは、フレームのフィッティング調整は不要で、遠用ビジュアルポイ
ントを測定する。
解答・・D
【解説】
「フィッティング調整は不要」という記述は不適切。
24.個人情報を取り扱う目的につき、個人情報取扱事業者の義務規定の適用除外として誤っているのはどれか。
A.政治団体が政治活動の目的で
B.学術研究機関が学術研究の目的で
C.宗教団体が宗教活動の目的で
D.非営利団体が奉仕活動の目的で
解答・・D
【解説】
非営利団体であっても、政治・宗教・学術研究以外の目的(例:奉仕活動、地域活動など)で個人情報を扱う場合は、個人情報取扱事業者として義務規定が適用されます。
25.対応として正しいのはどれか。
A.運転免許の更新が迫っているので眼鏡を希望する高齢者に、十分な補正視力が得られな
いまま眼鏡を作製した。
B.眼科医発行の処方箋に基づき作製し確認したところ、複視を自覚されたので、眼科に確
認せずにプリズム加工を加えて再作製した。
C.27才女性。急に視力が下がってきた。眼鏡が合わなくなったと言って来店した。眼鏡度
数を調整すると視力は1.5でたので眼鏡を作製した。
D.最近目の見え方がおかしいと来店した45才男性。現在の眼鏡と比較するとかなり近視が
弱まっていることが分かったため、眼鏡を作製せずに眼科受診を勧めた。
解答・・D
【解説】
選択肢A:基準を満たさないまま眼鏡を作るのは不適切
選択肢B:処方箋の変更(特にプリズム)は眼科医の確認なしに行ってはならない
選択肢C:「急に視力が下がった」は病的要因の可能性があり眼科受診を勧める
選択肢D:中年以降で近視が急に弱まるのは白内障初期、網膜疾患、角膜形状変化などの可能性
【B群(真偽法)】
26.小数視力値が、遠方では0.3、近方(40cm)では1.0で、乱視はないとすると弱度の近視であると予測できる。
解答・・〇
遠方視力0.3はS−1.50~S−2.00、近方視力1.0ではS−2.50前後ですので弱度の近視と予測できます。遠視では遠方視力<近方視力となりません。
27.角膜の屈折力は眼屈折の約50%を担う。
解答・・×
Gullstrandの模型眼:角膜の全屈折力43.05D、水晶体19.11D(無調節)、眼球全体58.64D
約70%で約50%ではない。
28.屈折補正度数がS+1.00Dの眼にS+3.00Dの眼鏡を装用すると、遠点は眼前33cmになる。
解答・・×
S+2.00の過矯正(実質的なS−2.00の近視)ですので、遠点は1/2=0.5m=50cm
29.文字を使った視力の測定では最小視認閾を測定している。
解答・・×
文字を使った視力測定は最小可読閾の測定。最小視認閾は1点や1線を認識できる最小閾値。
30.乱視表を用いる乱視測定では、後焦線の方向に基づいてマイナス円柱レンズの軸が決定される。
解答・・〇
乱視表の濃く見える方向が後焦線の方向で、マイナス円柱軸はその垂直方向に合わせます。
31.X 線は可視光より波長が短い電磁波である。
解答・・〇
可視光線よりも波長が短いのは → 紫外線 → 線 → 線 、、、。
32.Gullstrand(グルストランド)の模型眼の角膜前面の曲率半径は8.9mmである。
解答・・×
角膜前面の曲率半径は7.7~7.8mm
33.マイナスレンズの像焦点はレンズの前方にある。
解答・・〇
光線が入る物体側をレンズの前方とします。像焦点の位置は、プラスレンズでは後方、マイナスレンズでは前方にあります。

34.矢印で示す部分の正式(JIS)名称は、「智」である。

解答・・×
矢印の部分はブリッジ
35.眼鏡のプラスチック素材において、「セルロイド」は「アセテート」より燃えやすい。
解答・・〇
セルロイドは分解開始温度がアセテートより80℃~100℃低く、硝酸基(–ONO₂)を含むため自身の酸素で燃焼し10倍の速度で燃焼します。
36.トーリック乱視レンズは二つの主経線のうちの一方だけの収差削減が可能である。
解答・・〇 (×ともいえる)
完全な収差削減は二つの主経線で同時には成立しません(〇)が、一方だけの収差削減しか不可能という意味ではない(×)。
37.レンズのプラスチック素材の短所の多くは素材の改良で克服されてきている。
解答・・×
多くは改善されたが克服されてきているというのは過大評価。プラスチックは軽く安全で加工性が良いが色収差・耐擦傷性に課題があり、ガラスは光学性能と薄さに優れるが重く割れやすい。
38.眼鏡の保証は各小売店独自のもので良い。
解答・・〇(「眼鏡の保証」の解釈によっては×)
見え方保証や破損保証などは独自に設定可能ですが、初期不良保証(PL法・民法・消費者契約法)やメーカー保証(メーカー規定に従う)などは法令順守。
39.「恐れ入りますが」はクッション言葉である。
解答・・〇
クッション言葉とは、依頼・断り・反論・注意などを柔らかく伝えるための前置き表現です。「恐れ入りますが」「お手数ですが」「ご面倒ですが」「差し支えなければ」「よろしければ」「恐縮ですが」「申し訳ありませんが」「失礼ですが」「あいにくですが」「残念ながら」など、、、。
40.近視眼の眼鏡の頂点間距離を短くして装用すると、眼に与える実効度数は強めになる。
解答・・〇
例えば、装用距離12mmの眼鏡S−5.00Dの実効度数は、 から
装用距離8mmの実効度数は、
を比べますと実効度数は−0.09D程度強めになります。
41.眼鏡処方箋にプリズム指定があったが、自店で装用テストを行ったところ見え方に違和感を感じたため、プリズム無しで眼鏡を作製する。
解答・・×
処方箋のプリズム指定を独断で外すことは行ってはいけません。
42.近用眼鏡作製の心取り点間距離を設定する際には作業距離が影響する。
解答・・〇
43.スラブオフ加工は厚さを軽減するために行う。
解答・・×
スラブオフ加工は、左右レンズの度数差による上下プリズムの差を軽減するために行います。
44.レンズ注文は専用担当者と確認者の二人体制で取り組む。
解答・・〇
誤発注防止などのヒューマンエラーを最小化するための基本ルールです。
45.加工機の入力データには玉形中心間距離やレンズ間距離が必要である。
解答・・〇
フレーム側と処方側の寸法データが必要です。
46.基本調整とは装用者の顔幅や使用目的に合わせて修正をする調整である。
解答・・×
基本調整とは、陳列前の商品型直し調整です。目的別で装用者に合わせる調整はプレフィッティング。
47.頂点間距離が12mmで装用されている眼鏡の完全補正度数がS―6.00Dである。眼鏡からコンタクトレンズに変更しても同じ補正度数でよい。
解答・・×
装用距離による違いで、およそ−5.597[D]の補正度数になります。
48.パッドやテンプルチップでは、皮膚に接する面積を大きくすることで圧力が小さくなる。
解答・・〇
49.美観的フィッティングでは、眼鏡の装用位置が低くなれば、表情などに柔らかい印象を与える。
解答・・〇
低いと、柔らかく間の抜けた印象になります。装用位置が高いと、怖い印象を与えます。
50.眼鏡店で眼科専門医の診察を勧められたことがある人の内、実際に診察を受けたことのある人の割合はわずか5%だった。
解答・・×
2010年の(財)日本消費者協会でのアンケートでは、約5%が眼鏡店で眼科等の専門医の診察を勧められたことがあり、その中でも約79%は実際に受診した(全体では4%)と回答している。




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