一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

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度付き水中眼鏡のレンズ形状

水中での度数裸眼で水中に潜ると、角膜前面が大気中(屈折率1.0とする)ではなく水(屈折率3/4)に接します。そうしますと、角膜の屈折力が殆ど零(角膜屈折力−0.29D)に等しくなります。眼全体でみますと、水晶体の屈折力(屈折力+19.11D...
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視覚が8割というけど根拠はない

五感シックスセンスを持つ方も中にはいますが(きっと・・・)、ヒトは大きく分けて5つの感覚があり、これらにより外界の状態を認識しています。視覚聴覚嗅覚味覚触覚その中でも、『視覚から得られる情報は8割』といわれますが、実は1978年の論文『Zi...
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ものもらいは感染しません

『麦粒腫』とは俗に『モノモライ』といいます。結膜疾患というよりも、眼瞼疾患となります。まぶたの表側です。まぶたの裏側(結膜)の疾患は、流行性結膜炎(俗にハヤリメ)などがありますよね。眼瞼疾患眼瞼疾患眼瞼内反(内反症)眼瞼外反(外反症)兎眼麦...
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まぶたの一重と二重は何が違うのか

まぶたの事を眼瞼(がんけん)といいます。年齢によって、一重だったのが二重に変化する事もあります。では、何故でしょうか?瞼の脂肪が痩せる事や、皮膚のたるみが原因の1つとなります。また、一重と二重の違いは、眼瞼皮膚(上眼瞼挙筋)と瞼板との結合が...
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はやり目は感染します

『流行性角結膜炎』を俗に『ハヤリメ』といいます。まぶたの表側ではなく、裏側の結膜疾患です。ウイルス性であり感染します。結膜疾患結膜疾患結膜炎細菌性結膜炎新生児眼炎ウイルス性結膜炎トラコーマアレルギー性結膜炎翼状片その他の結膜疾患結膜炎結膜炎...
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瞳の色について、ヘテロクロミアとは

瞳の色とは、つまり虹彩の色で決まります。虹彩の色の種類虹彩中のメラニン色素の割合で決まります。メラニンは紫外線から守る効果があります。多いと『黒色』、少ないと網膜からの反射が多くなり『青色』や『赤色』になります。色を混ぜることにより明るくな...
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違和感を喜ぶ、学習マインドの強化

このブログは学習サイトとして、眼についての様々な投稿をしてきました。そして、ご覧くださる方というのは『学習』が目的だと思います。『成長』したいという途中のプロセスには必ず『変化』が伴います。『変化』のプロセスは『今までやっていない事』をやる...
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点字を読めるようになろう

視力が0.04以上の弱視の場合には、教科書の文字を拡大印刷したり、弱視レンズを使用し拡大することにより、通常の教科書を用いての教育が可能です。しかし、盲すなわち視力0.02未満のものは、視覚を利用しての教育が困難となりますので、『点字』を指...
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高齢者の測定と加齢による変化

最近、高齢者の測定をすることも多くなってきました。高齢の方は、加齢により、眼構造に変化が起こります。反応速度も遅くなれば、高音領域から聴こえづらくもなります。但し、高齢者だからとはいえ、全ての方が等しく衰えている訳ではありません。『大きい声...
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固視とは、固視微動とその意義

固視とは『1つのものを注意して見ている時の網膜像が中心窩に結像され、かつ安定的にそこに維持されていること』となります。このような固視を特に『中心固視』といいます。眼球運動が正確に行われていても、その視物を見続けるためには『固視』が必要となり...