一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

収差の解説

収差の実例 レンズを傾けて物体を見た時、像がボヤケたり乱視のように伸びて見えます。 格子状の物を見た時には樽型に歪んで見えたりもします。 強度数レンズの周辺で光源を見た時には光が虹色に見えます。 これらは全て、収差といわれる現象による影響で...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

作図による像の求め方

レンズによる物体の像を、作図により求めます。 計算法の方が正確ですが、像の大体の性質をつかむ為に非常に便利です。 『平行光線法』で作図していきます。 レンズには、次のような決まった性質があります。  軸に平行な光線は、屈折後に像焦点を通る ...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

クロスシリンダー法のやり方

乱視の測定には『パスカル (Pascal. J. I)』と『コーポランド(Copeland. J. C)』の方法があります。 パスカル (Pascal. J. I)の測定法 乱視度数を増加することのみを考えた方法 乱視ゼロの状態から測定開始...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

小数視力VS対数視力、対数視力の表記法

小数視力と対数視力の並び 小数視力とは、視角の逆数で表されます。 例:視角1分=1/1=小数視力1.0 例:視角10分=1/10=小数視力0.1 対数視力とは、10を底とした視角の対数で表されます。 例:視角1分=log1=logMAR0....
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

マイナス薄型加工

プラス薄型加工は凸レンズの超薄型仕上げです。 マイナス薄型加工は凹レンズのコバを削り『ツボクリ』状にすることで薄く厚みを目立たせなくする加工をいいます。 平らに削り落としたレンズを『マタヘイ』、削り込み部分に丸みを付けたレンズを『マタロウ』...
眼鏡作製技能士向けの問題

第51回午後、視能訓練士国家試験の解答と解説➍

今後、『眼鏡作製技能士』の国家資格を持つ『視能訓練士:Certified Orthoptist、CO』が増えていくのではないでしょうか。 『視能訓練士』の受験資格は、指定された視能訓練士養成施設を必ず卒業しないといけませんが、『眼鏡作製技能...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

眼の事『Instagram』

情報収集や検索ツールとしてのSNS利用が、個人や企業ともに多くなっています。 眼鏡作製技能士による眼鏡作製を『業界標準』として定着させる啓蒙活動を行う『一般社団法人 日本メガネ協会』でも、 入会特典として、『SNSなどのリンク可能なポータル...
眼鏡作製技能士向けの問題

特例講習会後の試験問題を予想①

旧制度である『認定眼鏡士』の取得者等は、一定の基準を満たす事で『眼鏡作製技能士』の試験免除が認められます。 基準を満たす為には、特例講習会(1時間)を受講し、修了試験(30分)に合格(マークシート式、14/20問の正答)しなければなりません...
眼鏡作製技能士向けの問題

第51回午後、視能訓練士国家試験の解答と解説➌

今回は、問20~問29までの解答と解説です。 眼鏡作製技能士にとっては、普段、馴染みの少ない言葉が沢山でてきます。 変化は苦痛でしかありませんが、違和感があったら喜ぶことにしましょう。 成長したいと思った時の途中のプロセスは、今までやってい...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

両眼視機能検査の解説、測定、処方、その他

視機能検査とは 視機能の個々の機能状態を調べる検査で、主に4つの視機能について調べられます。 4つの視機能 視力 両眼視 輻輳・開散 調節 その実施方法は問診と予備検査でまず本検査の方向付けをします。 更に、屈折検査の結果も参考にして視覚(...