眼鏡作製技能士向けの問題

視機能系の練習問題、其の1

臨床上は、以下の内容を知らなくても特に不都合を感じる事はないかもしれません。 精度の良い『オートレフラクトメーター』で度数は測れてしまいますし、『仮枠で見え方の確認』もその場ですぐに簡単にできてしまいます。 ただ、このまま『考えて理解する事...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

カラーコンタクトレンズについて

カラーコンタクトレンズ素材MPCポリマーと解説 素材 『MPC Polymer』とは MPCとはC11H22NO6P『2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン』の略です。 MPCを用いたソフトコンタクトレンズは、米国食品医薬品局(FD...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

外眼筋(直筋と斜筋)の作用

眼球運動と外眼筋 眼球運動は、外眼筋の収縮により回旋点を中心に起こります。 回旋点は架空の点であり、Gullstrand(グルストランド)の模型眼によりますと、角膜後方約13mmとなります。 架空の点というのは、眼球は眼窩に収まってはおりま...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

眼鏡処方箋について思う事

眼科さんの処方箋にて眼鏡作製をされるお客様から良く聞かれる事と、それについて個人的に思う事をまとめてみました。 勿論、眼科さんを否定するつもりは全くありませんし、双方が良い関係性を築けたらと本気で思います。 眼科医になる為にはとても大変で、...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

万国式近点検査表

『近見視力』を測る際には、以下のような検査表を使用します。 測定距離は30cmです。 万国式近点検査表(石原 忍) 近見視力は、遠見視力と同じく、『視角』の逆数により作成されております。 つまり、近見視力0.1の『ランドルト環』の大きさは、...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

再検査となる処方度数

眼鏡を作る時など、眼鏡屋さんで測定してもらう事ありますよね。 その眼鏡の処方度数は、決まった1つのモノではなく、決める検者によってバラバラなんです。 いわゆる、処方の『上手』や『下手』がある訳です。 それは、年齢とか役職とかは関係無いように...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

眼鏡関連法規について

日本国憲法 日本国憲法は、以下に示される最上位法です。 第一条から第一〇三条まであります。 第一章 天皇第二章 戦争の放棄第三章 国民の権利及び義務第四章 国会第五章 内閣第六章 司法第七章 財政第八章 地方自治第九章 改正第十章 最高法規...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

仮枠(試験枠、トライアルフレーム)でのテクニック

仮枠のレンズ枚数 屈折測定が終わり、仮枠にて『見え方の確認』をする際のレンズ枚数は少ない方が良いです。 通常は、『球面レンズ』と『円柱レンズ』は別になっております。 更に、『球面レンズ』は強度数になると、0.25D刻みではなくなりますので、...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

コンタクトレンズ装用の角膜形状への影響

眼球全体の屈折力は約60Dであり、水晶体で約19D、角膜で約43Dとなります。 コンタクトレンズ装用による角膜形状の扁平化は、角膜の屈折力を変化させると考えられております。 つまり、角膜の屈折力が弱くなりますと、近視の屈折度数が弱くなり遠く...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

不正乱視の補正

不正乱視を眼鏡で補正することは出来ません。 ハードコンタクトレンズなどを装用する事で補正するのが基本となります。 コンタクトレンズと角膜の間に涙が溜まり、それが『涙液レンズ』となり、角膜の凹凸が補正されるイメージです。 では、全く眼鏡で視力...