一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

立体視と遠近感覚

『立体視』と『遠近感覚』には違いがあります。 では、その違いは何でしょうか。 例えば、以下のような『3つのお団子が串に刺さっている絵』は、『立体視』と『遠近感覚』のどちらでしょうか。 上図の、3つのお団子の位置は『遠近感覚』となります。 但...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

近用PDの測り方と輻輳について

遠用の両眼PDは、オートレフラクトメーターを使用し、度数と共に自動で測る事も出来ます。 実際に被検者と対面し、PDメーターや定規で実測する等により、片眼PD(モノキュラーPD)を測る事も出来ます。 近用PDの測定は、遠用PDの測定とは少しや...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

プリズムレンズの理解を深めよう

プリズムレンズとは 例えば、1プリズムのレンズでは、1m先の物体が1cmずれて見え、2プリズムのレンズでは2cmずれて見えます。 眼鏡レンズでのプリズム発生量は、プレンティスの公式から、以下のようになります。 P=h×DP:プリズム量h:光...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

老人性白内障の混濁部位による分類と度数変化

老人性白内障(senile cataract , cataracta senilis)は、透明である水晶体に混濁が始まり、次第に進行していきます。 白内障は水晶体の混濁をいいます。進行しますと、瞳孔領が白くなる為、俗にシロソコヒといいます。...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

加齢による倒乱視化の具合とは

加齢による度数変化 加齢に伴い、眼の屈折異常値が変化する事は良く知られております。 例えば、小児期では、眼軸長が約17mmから約24mm位まで成長に伴い伸長します。屈折度数は屈折力を弱め、正視化現象が起きます。 22~23歳位で単純近視は進...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

眼鏡作製技能士について

2022年4月から、『眼鏡作製技能士』という国家資格が実施されます。 2021年8月13日に技能検定「眼鏡作製職種」の職種新設等に関する「職業能力開発促進法施行規則」および「職業能力開発促進法第47条第1項に規定する指定試験機関の指定に関す...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

見えないから乱視とは限らない

判断方法 上の線は、均一な間隔と太さで放射状に並んでいます。しかし、濃く見える線がある場合には乱視がある筈です。 片目にして、距離を変えたり、首を横に傾けてみたりしてみてね。 見る距離を離したり、近づけたりしてみても、特に濃い方向の線が無く...
眼鏡作製技能士向けの問題

『眼の事』Q&A①

ブログを始めて、約1ヶ月が経ちました。 現在、約100人の方が見てくれています。本当にありがとうございます。 これからも、楽しく役立つ情報を配信していきますので、これからもよろしくお願い致します。 そこで、1ヶ月目の節目として、過去の配信か...
一般消費者、眼鏡作製技能士を志す方に向けて

目が良いのか悪いのか

目が良いか悪いか聞かれますが 眼鏡店で測定する場合、 『ファッションでなければ、眼が悪いから眼鏡を作りに来ているのでは!? 心配なら、眼科さんの方が専門なんですけど・・・』と いつも心の中で、ほんの少しだけですが思ってしまいます。 お医者さ...
眼鏡作製技能士向けの問題

『眼の事』Q&A⑥

裸眼視力が0.1の近視度数はおよそどの位?  S−2.00D~S−3.00D S−3.00D~S−4.00D S−4.00D~S−5.00D 【回答】 1 【解説】 回答2は0.08位、回答3は0.06位となります。 雲霧法の場合に、視力を...